はじめに
本書のカバーを見て、「サイバーデートって何?!」と思った人もいるかもしれません。サイバーデートとは、サイバーの世界、つまりオンラインで行うデートのこと−オンラインでデートの相手を見つけ、メールやIM(インスタントメッセージ)などを通じてお互いを知り合うことです。英語ではcyber
datingよりもonline datingという呼称の方が一般的です。
サイバーデートは、「外国人の交際相手がほしい」「外国人と結婚したい」という人には、もちろん最適の出会いの方法といえるでしょう。現に、パート1で紹介した例のように、オンラインで知り合った相手と実際に結婚してしまった人も少なくないのです。
一方、「別に恋人がほしいわけではないけど…」という人にも、サイバーデートは英語の上達の道具として大いに役立つものです。「英語は好きだけど、外国人の友だちもいないし、使うチャンスがない」という人は、e-Pal(メル友)を見つけ、メールの交換をすることができるのです。
子供の頃から英語が好きだった私は、中学から大学まで続けた海外文通で英作力を身につけました。
20年以上も前の話ですから、もちろんインターネットなど存在しません。英字新聞に載っていたペンパル募集広告を見て、各国の人たちにせっせと手紙を書いたものです。s-nail
mail(郵送)ですから、相手に手紙が届くだけでも最低1週間はかかり、相手から返事が届くまで計1ヶ月近くかかったものでした。
それが今や、地球の反対側にいる人とリアルタイムでの会話が可能なのです。それも知り合ったばかりの人と!こんな英語学習のチャンスを利用しないわけにはいきません。
本書では、海外の恋人やメル友を探す方法から英文メールの書き方、さまざまな英語表現を紹介すると同時に、文化の違いやネチケット、トラブルを避けるための留意点などについても解説しています。
日本では「出会い系サイト」というと、「危ない」「怪しい」といったイメージがありますが、アメリカではインターネットを通じ、多くの普通の人たちがまじめに恋愛相手や結婚相手を探しています。本書では、日本の出会い系サイトと区別するために、あえて「恋人紹介サイト」という呼称を使っています。
有元 美津世
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